GIMP2.6.1にバージョンアップした
写真のレタッチやら、お絵描きやら、Webサイトのロゴ制作やらに使えて何かと重宝なGIMPですが、最近2.6がリリースされたようなので、遅ればせながらGIMP2.4.5から2.6.1にバージョンアップしてみました。
GIMP 2.6 のユーザーインターフェースは好印象
GIMP2.6では長らく続いた独特な(特にウィンドウズユーザーにとって)ユーザーインターフェイスに変更がありました。特に画像ウインドウの扱い方の変化はGIMP以外のソフトを併用しつつ作業している場面での作業性をアップさせてくれますし、その他の変更も以前から「もっとこうだったら」っと感じていた部分が修正されており、痒いトコロに手が届いた感じで好印象です。
ユーザーインターフェイスの変更箇所
GIMP2.6のユーザーインターフェイスで変更された箇所は以下の通り。以下、枠内はGIMP2.6リリースノートより抜粋・引用しています。
ツールボックスメニュバーを削除
ツールボックスのメニューバーを削除し、画像ウインドウのメニューバーと統合しました。何も画像が開かれてなくても空の画像ウインドウが存在します。この空の画像ウインドウは画像ファイルのドラッグ&ドロップの対象にもなります。画像を開くと空の画像ウインドウは通常の画像ウインドウへと変化し、画像を閉じるとウインドウは空の画像ウインドウになります。ツールボックスとドックとユーティリティウインドウ
空の画像ウインドウが通常のメインウインドウとなり、ツールボックスやドックといったデフォルトのウインドウもユーティリティウインドウに変化しました。これによりGIMPのウインドウ管理が向上し、ツールボックスやドックを常に画像ウインドウの上に置くことができるようになりました。タスクバーのツールボックスやドックの表示もなくなりました。画像の外枠境界外にスペース領域
画像の端からさらにスクロールすることが可能になりました。画像ウインドウナビゲーションの制約がなくなったのです。拡大表示中に画像端に対してブラシを使用することも容易です。また、ツールボックスなどで画像の境界部分が覆い隠されていても、画像をスクロールすることで対処することが出来ます。(スペースキーを押しながらマウス操作でもスクロールします)小さな変更
* 画像ウインドウのダイアログメニューをウインドウメニューに名称変更をしました。
* 最近閉じたドックのリストを記憶するようになり、それを再び開くことができます。
* Windowsにおいて、すでに実行中のGIMPインスタンスで画像を開くようにしました。
* 画像表示の拡大縮小率を直接ステータスバーに入力することができます。
* GIMPヘルプパッケージがインストールされていなければ、オンラインヘルプを表示します。
* ドックのタブを誤って移動させてしまわないようにロックすることができます。
ツールボックスメニュバーを削除
ツールボックスメニュバーを削除と言うのは、上記GIMP2.6と2.4のスクリーンショットを見比べると、GIMP2.4では左端のツールボックスと中央の画像ウィンドウ双方にメニューバーがある事を確認できますが、GIMP2.6ではツールボックスのメニューが削除され、画像ウィンドウのメニューバーに統合されています。
これは慣れの部分もありますから、以前から使っているGIMPユーザーにはしばらく違和感があるかもしれませんが、新たにGIMPを使い始めるユーザーには使い易いのではないかと思います。また、現ユーザーにとっても、メニューバーが統一された事によって、操作上の迷いや誤操作が減るように思うので嬉しいトコロだと感じます。
ツールボックスとドックとユーティリティウインドウ
ツールボックスとドックとユーティリティウインドウの変更については、GIMP2.4の場合は3つある各ウィンドウが(イメージ的には)独立した形となっており、タスクバーにも各ウインドウが表示されていました(GIMPを立ち上げるとタスクバーに3つがそれぞれ表示される)。これがGIMP2.6の場合、画像ウィンドウが(これまたイメージ的に)親となり、ソコにツールボックス等が表示されるような形となったおかげで、タスクバーの表示は1つになります。
コレは他のソフトと同時にGIMPを使用して作業している場面において作業性が向上する他、リリースノートでも触れられている通り、各ウィンドウの管理も容易になり、非常にありがたい変更と感じる部分です。
画像の外枠境界外にスペース領域
画像の外枠境界外にスペース領域が設けられた事は、特に拡大時における画像端部の作業時に大きなアドバンテージとなります。コレは2.4では「拡大時の画像の端部=ウィンドウ端部」と言うイメージであり、拡大時の画像端部に対する作業が行い辛く、場合によってはもっとツールが小さくなればよいのにと感じる事がありました。
GIMP2.4では画像の外側にはスペースがありませんでしたが(=画像拡大時に、画像端部とウィンドウ枠が同位置)、2.6では画像の外側にスペース領域が設けられた事で、前述の例のような、画像拡大時においても、そのスペースによって画像端部をウィンドウ端部から離して作業可能です。
小さな変更
ユーザーインターフェイスにおける小さな変更に分類されている中で、
* Windowsにおいて、すでに実行中のGIMPインスタンスで画像を開くようにしました。
* 画像表示の拡大縮小率を直接ステータスバーに入力することができます。
っと言う辺りは個人的に嬉しいトコロです。「実行中のGIMPインスタンスで画像を開く」っと言うのは、既にGIMPが立ち上がっており、その状態においてエクスプローラー上の画像ファイルをクリック(画像ファイルをGIMPに関連付けている場合や、右クリックからプログラムの選択でGIMPを選んだ場合)した際に、GIMP2.4では既に立ち上がっているのとは別にGIMPが立ち上がって画像を開いていましたが(勿論2.4でも同じインスタンスで画像を複数開ける)、2.6では既に立ち上がっているGIMPに読み込む形で画像ファイルを開いてくれます(っと言う事なのだと思う)。わかってはいても、つい複数のGIMPを立ち上げてしまったりする事があったので、コレは嬉しい変更です。
あと拡大縮小率を直接ステータスバーに入力する事が出来るようになりましたが、コレは今までなんで出来なかったのだろうと感じる部分だったので、非常に嬉しい。
その他の変更
GIMP2.6では上記以外にも多くの変更が行われていますが、それらについて興味のあるカタは上記リリースノートにてご確認を。
あ、あと、2.6では日本語化の手間が無くて、2.4で必要だった本体とスクリプト関係の日本語化作業が無くなったのも非常にありがたいトコロです。
GIMP2.6のダウンロード
GIMP2.6のダウンロードは、「GIMP2を使おう」と言うサイトがお勧めです。2.4からバージョンアップする際の注意点なども書いてありますし、また始めての方でもインストール方法や、各種スプリクト等の導入方法がわかりやすいと思います。
GIMP2.4から2.6へバージョンアップする時の注意
因みにGIMP2.4から2.6にバージョンアップする場合、これは上書きインストール不可能なので、2.4を残したまま2.6をインストールするか、2.4をアンインストールしてから2.6をインストールする2通りがあるのですが、2.4をアンインストールする方法を選んだ場合、アンインストールしただけでは環境設定などを保存したユーザーフォルダが残ってしまいますので、それを削除した後にGIMP2.6をインストールする必要があるので注意しましょう。 (ユーザーフォルダはXPの場合-C:¥Documents and Settingsユーザー.gimp-2.4、Vistaの場合-C:Usersユーザー名.gimp-2.4、なのでコレを削除)。
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