写真を使ってピント位置の変わる映像を作ってみる

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映像効果と言うか、演出と言うかの一つに、構図は同じ状態で、ピントの位置を変えるのをよく見かけます。ピントの位置を変えるってのは、例えば、画面の手前と奥に人が並んでいるシーンで、セリフに合わせて、手前の人が喋っている時は手前の人にピントを合わせて奥の人はボケた感じに、奥の人が喋り出したら手前の人から奥の人にピント位置を変え、今度は手前の人をボケさせてしまうようなヤツのコトです。

こう言うのって、ビデオカメラのレンズがマニュアルでフォーカスを調整出来るヤツだったり、または後処理可能なソフトを使えば出来るのでしょうが、多分そのドチラもお高い。って言うか持ってないので、上に書いたようなコトがなんとか出来ないかなと思って試したのが、今回作った映像になります。
※手持ちの安いDVカメラにもマニュアルフォーカス機能は付いていました。ただし、レンズその他、デジイチとは色々と違うので、奇麗にボケるかと言う面においては写真ベースとする方法にも利用価値はあるのかなと思います。っと言うかそう思いたい(笑)

デジイチを有効活用?

マニュアルフォーカス可能なビデオカメラは持っていませんが、デジイチならばそれが可能です。そんな訳で、構図は同じままピント位置を変えて撮影した2枚の写真を使って、ピント位置が変化するような映像が出来ないかと思ったのが、今回の発端です。

映像の素材

今回の映像の素材となったのは下記の4枚。4枚と言っても、2つの映像があるので、正確には2枚1組×2になります。

素材のデジカメを写した写真1

コノ写真は、写っているコンデジの液晶画面左側辺りにピントがあっています。

素材のデジカメを写した写真2

上の写真と対になるのがコノ写真。コチラはデジカメのストラップが付いている面辺りにピントがあっています。

素材のキーボードを写した写真1

もう一組の素材はキーボードを写した写真。で、コレは写真奥に位置するファンクションキー(F1とかF2とかのキー)の辺りにピントが合っています。

素材のキーボードを写した写真2

対になるコチラの写真は、手前のスペースキーとかの列辺りにピントが合っています。

ピント位置が変わる映像を作るのは簡単??

この2つの写真からピント位置が変わる映像を作る方法と言うか、考え方は極簡単なモノで、2つの映像を動画編集ソフトのタイムライン上に順番に並べて、ソレゾレの境目にクロスフェードをかけるだけ。

そうして作ってみたのが下記の映像になります。ひとまず動画をどうぞ。

見てお分かりのようにちょっと微妙で、特にユックリと再生させた時の映像見ると、変わったトコロを探すクイズに出てくる映像みたいな感じで、イマイチ意図した効果が得られてない感じです(^ ^;

コレは動画の中にも書いてありますが、素材をもっと増やし、ピント位置をもう少し細かく移動させて撮影した写真を何枚か用意するコトで、また違った結果になる感じがありますので、今後試してみようと思います。

画像の位置合わせの問題

他に少し問題もありまして。まず下記の画像をご覧下さい。

素材写真の位置ずれ確認用画像1
素材写真の位置ずれ確認用画像2
素材写真の位置ずれ確認用画像3
素材写真の位置ずれ確認用画像4

写真自体は初めに出したモノですが、グリッド線を追加してあります。追加したグリッド線を参考によく見ると、各々、微妙に位置がずれています。

コレはカメラは同じ位置に置き、フォーカスリングを回してピントが合う位置を変えたのみで撮影した写真ですが、被写体の大きさが若干変化してしまいます。そうならないレンズがあるのかは知りませんが、とりあえずオイラの持ってるレンズはコンナ感じです。

写真から動画にするからコソの問題

この位置が変わってしまう問題、写真として見るだけなら問題ないのですが、今回のような使い方の場合、被写体の位置が変わってしまうのは困った問題です。上の映像でも確認できますが、被写体の位置が変わってしまうと、違和感がありますし、何より写真ぽさがかなり出てしまうように感じます。

編集作業性の問題

上に挙げた映像を作った際、実はある程度2枚の写真の位置を合わせるような作業を行いました。それでも若干ずれていますが、使っているソフトの現状を考えると、ピタリと合わせ込むのは結構シンドイ。

たかが2枚でもソンナ感じなので、先に書いたように素材枚数を増やした方が良さそうなのと併せて考えるとちょっとorz  しかしコレは頑張るしかないのか・・・・・

その後、素材枚数を増やし、ピントを少しづつずらして撮影した素材を使って、映像を作ってみました。
ピントが動的に変化する映像

動画関連エントリ

 ・ 線画から実写に移行する映像のトライアル
 ・ GIMPで描いた線画を動画に使うための画質テスト
 ・ ビデオスタジオ10プラスでH.264を書出す設定のメモ

【映像に使ったBGM】
EVERY BODY by GURI-GURI.COM

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Comment
  1. くま@9681 on 2008 / 8 / 3 (日)  

    ピントが動的に変化するというより、やっぱりクロスフェードかかっている…って見えちゃうなぁ(笑)
    ピントリングを回すと被写体の位置が変わるのではなく、画角(焦点距離)が変化します。たしか…。
    もちろんパースペクティブも変わるから…完璧にやろうと思ったら被写体距離と画角の変化を調べて、ズームレンズを使って対応させるとか?

  2. Route315.jp on 2008 / 8 / 3 (日)  

    ■くまさん
    率直なご意見ありがとうございます(^ ^)
    >ピントリングを回すと・・・
    は、画角が変わると言う事は被写体の大きさが変わると言う理解で良かったのか? っと理解度がチト微妙なのですが、確かに写真を見直してみるとそのような印象ですね。そうなると位置合わせに手間取ったのは理解が足らなかった結果によるトコロが大きい訳で(^ ^;
    パースペクティブについては更に理解が足らないのですが、コレと画角の変化が合わさって、2つの写真はある意味大きく異なっていると言う感じでしょうか。
    で、ソンナのをクロスフェードで繋ぐと、その効果のほどがよくわかると(笑)。たった2枚でやるコト自体、ちょっと無理がある気がしてきました・・・
    もっとも、簡単に同じような感じになったらソレはソレで大変ですから、頂いたご意見などの勉強ともども、しばらく遊んでみたいと思います。そんな訳で、また見かけましたらご意見頂ければ嬉しいであります。

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