笑顔を運んでくれた、小さな家族

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今朝方、17年と少しを共に過ごした愛犬が息をひきとりました。思えば17年前の初夏と共に我が家に来た彼は、当時辛い状況にあった家族に笑顔と笑いと、多くの安らぎを与えてくれました。


今年、夏の猛暑が体重6キロ前後の小さな体に与えた影響は決して小さくなく、数年前より衰えを見せはじめた彼には辛いものだったようです。それはお盆を迎えた頃のコトでした。心臓の悪かった彼は、時折息遣いが荒くなったり動悸が激しくなったりといったコトがそれ以前からありましたが、その時は息遣いなど少し様子が違ったので、かかりつけの獣医さんに診て頂いたところ、何時心臓の鼓動が止んでしまうかもわからない言う状況となっておりました。

しばらくは目覚めていても横になり静かに日々を送っていた彼ですが、夏の日差しに陰りが見え始めた頃より、少しずつ元気を取り戻して行きました。


綺麗で柔らかな毛に隠れて気付かれないコトもままありましたが、そのモコモコの毛の下には美しく、そして逞しい筋肉を纏っておりました。特に後ろ足のソレは見事なものだったのです・・・。そんな美しい肉体もある時から筋肉は衰え、あんなにも美しい曲線を描いていた後ろ足も細く直線的になり、何時の日か後ろ足では立ち上がるコトが困難にもなりました。

それにも関わらず、彼は最後まで自分の足であるくコトを忘れませんでした。


今月に入り、夜の眠りが浅いと言うか、隣に家族が寝ていても深夜に目覚めてしまうコトが多くなりました。家族に抱かれているとグッスリと眠るコトが出来るようなので、ワタシは早めに寝てその時刻の辺りに起きて朝まで抱いて寝かせるコトにしました。

そんな日々も数日前に変化があり、一昨日とその前の日辺りは抱いていなくても寝るコトができたのです。


先日は夕方過ぎ辺りから少し様子が違い、抱いていても布団に下ろしてもナカナカ落ち着かない時間が多くあり、明日(=今日)、病院に行こうかと言う事になりました。幸い時間が経つにつれ彼も落ち着きを見せた始めたので、夕方から夜まではワタシが抱いて、夜から深夜は父が抱いておりました。そのような状況でしたから、先日は母が早めに休んだのですが、深夜の2時過ぎに一度目覚めたトコロで父と代わりました。その頃より再び落ち着きが無くなり始めたので、母は起きているコトにしたようで、それから1時間程傍に居て、その後落ち着き始めた彼は一度寝付いたようです。


先日の彼は、自分で少しの御飯を食べ、少しの水分を摂り、支えてやりながらも自分の足で歩き、そして雨の切れ目に外の空気を吸い、トイレの手助けも不要でした。

夜に父が看ている時、深夜に母が看ていて一度眠りに付いた後の2回、彼は泣き声を発したとのコトです。他の犬に噛まれようと、またその他でも余程のコトでない限り、彼が泣き声をあげるコトはありませんでした。

2度目の泣き声の後、彼は再び眠りに就いたようです・・・

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Comment
  1. 黒猫 on 2007 / 10 / 28 (日)  

    同じく犬を家族として暮らしている者として、
    涙ぐんでしまいました。
    いつかは必ず来る別れ。
    月並みな言葉ですが、
    わんちゃんにとって、nobuさん一家で過ごせたことは、
    本当に幸せな事だったって文から伝わってきます。
    犬の十戒における10番目「旅立ちの時は傍にいてほしい」
    それを守ってあげた事。
    お別れを言葉にして旅立ったわんちゃんに、
    今はお疲れ様って言ってあげたいです。

  2. Route315.jp on 2007 / 10 / 28 (日)  

    彼にとっては至らない家族であったかも知れませんが、我々に深い愛情を持って接してくれた事など、本当にありがとうと言う気持ちで一杯です。
    人間が大好きだった彼のコト。黒猫さんのお言葉もきっと何処かで聞いているかと思います。お心遣いとお言葉、ありがとうございます。

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