Euro-2
てな訳で前回の続き。
■傾向
今現在の国内におけるユーロメイクの傾向をオイラなりに捕らえてみると、
①エアロはシンプル
②ヨーロッパのチューナズブランドの流れを汲むモノ
③ドイツ車の流れを汲んだモノ
④大径ホイル(モノブロックが主流?)
ってのが大まかに感じてるトコロなのですが、スポコンのソレと違ってこれらの要素ソレゾレが絡んでいるのがユーロってジャンルのようにも感じています。
例えばエアロは①+②(or③)であったり、単にエアロが①でホイルが②(or③)+④であったり、まったくオリジナルな組み合わせであったり。
コレを簡単に捕らえてみると、例えばエアロに②なり③のデザイン要素を取り入れ雰囲気を出すモノ。ホイルに②なり③のモノを使って雰囲気を出すモノ。そしてそれは両方だったり片方だったり。っと言った感じでどこかしらにアチラ的のメーカーなりチューナーが実際に使っているデザイン要素を入れるのがキモなのかな?っと感じるトコロがあります。
■車種は選ばない?
ユーロメイクに関してもう一つ感じているコトとして、ソレをやっている車種が幅広いなと思うトコロがあります。なんて言うかどんなクルマでも上手くやるとユーロになっている感じで。
それは例えばオデッセイであったりアルファードであったり、かなり日本車なクラウンであったり、センティア(2代目)であったり。とにかくノーマルでは日本車感溢れる車に手を加えて、見事ユーロ感あふれるモノになっている。では日本車っぽいとか、ユーロっぽいってのはドコから感じるモノなのか?
まずはコレ↓を


上に挙げたのは以前の東京モーターショウとかオートサロンで撮った写真から適当な車種を選んで、そのドア周りだけを見たモノ。因みにコンセプトカーも含まれています。
このようにして写真を並べるコトでヨーロッパ車っぽいトコロを見つけようと言う訳です。
で、この写真を見て思うトコロとして、総じてサイド面はシンプルだなと。言い代えると主張が少ない感じと言うか。
ソレではココで上に挙げたクルマ達を見てみましょう。

アウディRS6

アウディのコンセプトカー

BMW・M3-CSL

アルピナ・B7

マクラーレンメルゼデス・SLR

コルトの2ドアオープンコンセプトなモデルだと思います

レクサスGS

アクセラ

オデッセイ
気付いたカタもいらっしゃるかと思いますが、初めに挙げたドアの写真には日本車も含まれておりました。ココで思うトコロは、ボディのサイド面に関してドイツ車も日本車も凄く大きな違いは無いってコトです。細かく見れば各メーカー毎の法則はあるのかもしれませんが、それが直接ヨーロッパ車的なモノかと言うと、そうとは言い切れないと思うのです。
さらにココで特にドイツ車勢を中心に注目して欲しいトコロが、クルマ全体を見ると非常に個性が強い、もしくは各メーカーっぽさを感じるのに、サイドだけ見ると全体を見た時ほど個性やメーカーっぽさを感じないトコロです。
非常に力強いRS6も、個性の塊だったアルピナ・B7(BMW・7)も、スーパースポーツ感溢れるSLRも、全体カラ感じる印象とサイドだけ見た時の印象は異なるのではないでしょうか?
では日本車勢を見て見ましょう。ここでは主にアクセラとコルトを中心にしたいと思います。まず日本車の中ではヨーロッパ車っぽいかな?と思うアクセラ。コレをドイツ車勢と見比べるとヤッパリ日本車っぽく感じます。それに対してコルトはアクセラよりもヨーロッパ車的雰囲気が強いように思いますが如何でしょう?
では両者の違いはナンなのか?
その違いはフロント周りの作り込みの違いにあるように思います。両者を比べた時にどちらもシンプルな顔であるように感じますが、アクセラはどちらかと言うと単純な面の組み合わせ。対するコルトは面+線とでも言ったら良いのでしょうか、印象はシンプルですが、ディティールはアクセラより複雑であると思います。
簡単に言うと手間を掛けて作っている感じ。コレがフロントの作り込みの違いと感じる部分であります。
さてココでドイツ車勢に目を向けましょう。するとドイツ車勢ってのは先程言った「フロントの作り込み」ってのがしっかり出来ているように感じませんか?
これらのコトから
フロントはしっかりとした作り込みをしてあり、それに対してサイド面はシンプルである。
逆に言うと日本車は
シンプルなサイドの印象が、フロントにも残っている
っと、こんな感じの違いがあるのかなと・・・・
その上で初めに書いた傾向的なコトを取り入れてみたらユーロ感が出てくるのかな?っと思ったのですが、如何でしょう?







う~ん、車のデザイン論、奥が深い命題ですね。
フロント・サイド・リアどれかが欠けていても魅力は半減
全てを兼ね備えたデザインにするには、
どこかに妥協が入る(コスト・機能性・その他諸々)
少量生産のマニア向けの車と違って、
一般生産される大衆車には妥協だらけですね。
そう考えると、オデッセイは日本車の中では、
なかなか頑張ったデザインだと思います。
ホントにカタチのハナシは奥が深いと思います。コレが1台のクルマについてとか、2台を比べてと言ったコトなら少しはわかり易いのかもしれませんが、漠然とヨーロッパ車っぽい要素なんてコト考えると尚更ですね。
また黒猫さんのおっしゃるように、大量生産モデルならではの制約(デザイン的には妥協)もそう感じさせる要素の一つだと感じます。クラス毎に、同じようなボディサイズ、エンジンも似たようなモノ、各メーカー輸出も考えるので法規もある程度同じに見てるはず、安全対策も考えてる、っとなると大まかなトコロは決まってくる。
その中でやってくのが生産モデルのデザインなのかと思いますが、そうした中でやってるのに雰囲気に違い(特に日本とドイツの)を感じるのも面白いなと思います。
オデッセイはワタシも好きなクルマです。
カタチ的なコトは勿論ですが、内から滲み出るモノがあると思います。ホンダ車はそうしたクルマが多いですね~