そこで真面目でないからこそ・・・

まだロドスタを手に入れる前、家の車を、雪の舞う深夜に引っ張り出したのは何時の事か?
クルマに乗ってて危なかった経験
冒頭に書いたのがクルマに乗っていて危ない思いをした初めての日。クルマに乗っていると色々と危険な目、ヒヤッとする場面に出くわすけれど、今夜はそんなオイラの経験を少しばかり。
雪道をバックで滑走
珍しく降り続く雪に深夜の交通量は皆無に等しかった。そんな中、広めの直線アクセルをガバガバと開けたり閉じたりしてリアタイアが滑り出し、テールが流れるのを楽しんでいた。ATが1、2速とシフトアップして行く中ケツを振り始める、アクセルをON、OFFする度にテールを振り返す。速度が低い為、調子に乗って1回、2 回と降りかえす。その間にもシフトアップし速度が増して行き、気が付いたら反対を向いてバックで滑走(汗)。そして迫り来る縁石。因みにこの時の車、ウチに来て半年位。迫り来る縁石を見つめ、( ̄‥ ̄;) マ、マズイ・・、と思ったのは言うまでもない。
その後、結局ぶつけた
それから数ヶ月、今度は雨のタイトコーナーでケツが出て、IN側の土手にまっしぐら・・・。なんの衝撃もなかったのでホットしたのも束の間、車を降りてみればバンパの顎が無残なカタチに。この時程、オヤジにヤラレルっ!と思った事は無い。因みに、後にも先にも、今の所この時以来カタチをかえるような事はしていない。
因みにこの時は、ちょっと遠回りして行こうと思ったのが大間違いのモト。ホントに家に着く直前で進路変更したらコノありさま。
ロドスタ新車時、雨の交差点にて
そこから少し経ってロドスタに。ウチに来た数週間後の雨が降り続いた深夜の事。交差点の信号が変わり発進、私は右折する。2速に入れた直後、足がアクセルペダルに喧嘩を売った・・・。またしても反対を向き、今度は壁が迫る。幸い当たる前に止まったが、対向車線に信号待ちの車が居なかった事も幸運であった。
人生初のカウンターステア
更に数ヵ月後、今度は前走車を負い越しS字に進入。明らかなオーバースピードでケツが流れる。と、そこで我が人生初めてカウンターをあてる。が、初めてなので戻すタイミングなぞ当然しらない。となればお釣りを喰らう。しかしそこはS字、お釣りで2つ目のコーナーに向かって向きを変える。が、そこで喜んでもいられない。お釣りなのでインに向きすぎる。その後、2、3回タコって無事?にクリアー。
正直、今でも運が良かったと思うしかない。この頃、カタチを変えてしまったら、それを直す余裕など無い私にとっては良いクスリとなったと思っている。事実それ以降はマージンをとる事を心掛けた。
魔が差す
それでも色々と起きるもので、これまた雨の日の事。その日は少し先を急いでいた。直進していると店の駐車場から1台の車が出ようとしている。幸いドライバーはコチラを向いていて私を認識しているようだ。そう思いブレーキペダルに足を向かわすも、踏み込むには至らない。と、次の瞬間、その車が前進! 急いでいたコトで自分に都合よく捉え減速し「より安全な道」を選ばなかったのが悔やまれる。
そしてブレーキを踏んだ瞬間に身が固まる。と言うのも、ドライであったらギリギリ止まれる距離だったので、そのつもりの踏力でペダルを踏むも、いとも簡単にタイヤがロック。その瞬間雨が降っている事など忘れ去っていた。この時は本当にロドスタのカタチが変わる事を覚悟した。それでもなるべく速度を落とすべく頑張る・・・・・コツン! 左フロントが当たる。
ぶつからなかったコトこそが幸運
停止&接触した後、駐車場に車を止める。降りると相手のドライバーは私の母と同年代の方。車を見ると思ったほどダメージはなく、クリア層の表面に傷が付いた程度。相手方に至ってはバンパーのエッジ部に当たったのか、傷は殆ど確認出来ない。それでも私の車を見た相手方は「直しましょうか?」と切り出す。「バンパー綺麗になるな~」と悪魔がささやく瞬間。いやしかし、断った。カタチが変わるほどでもないし、第一お互いに怪我もない。下手したら私が相手の横腹に突っ込んで、重度の怪我を負わせていたかもしれないのである。それを考えたら、コンパウンドで磨けば直る傷など無きに等しい。
想定外だからコソの危険
最後はマジで血の気が引いた瞬間の事。駅前を進んでいた時の事。今では信号の出来た交差点も、横断者が多いにも関わらず最近まで信号が無なかった。そしてそれは信号が出来る以前の事である。対向車線は慢性的に渋滞しており、その横断歩道近辺にも車が連なっている。歩行者が居る事を当たり前に思い、速度を20キロ程度にして直進していた。幸い車の陰に人影は無いようだと思いつつ横断歩道に差し掛かる。しかし次の瞬間、小さい自転車に乗った4歳位の男の子が車の陰から飛び出してくる! 歩行している大人なら確認も出来るし、速度も遅いが、こう言った小さい自転車はクルマの窓越しにも見えず確認が遅れるし、速度も速い。
左側を確認する間もなくステアリングをきり、ブレーキを蹴飛ばす。20キロであろうと、ABSの無いロドスタは盛大なスキール音を発し、少し左に向きを変えつつも、ブレーキロックし直進する。その瞬間、ホントに少年を跳ね飛ばすと思った。車が止まりふと右を見るとそこには青ざめた少年の、しかし無事な姿があった事に安堵した。しかし、ぶつかりはしなかったが、運転席のすぐ横に居る、無事な少年を目にした瞬間、私は大いに恐怖心を抱いた。それは20キロで走行していても、ブレーキだけでは回避不能であるコトを示していたからである。
運命を分けるモノがあるのなら・・・
ここまでを読んで、ワタシは危なっかしいヤツ、っと、そう思われてしまうであろうか?
学生の頃の友人で、300PSオーバーの車に乗りながらも、195の15インチウンコタイヤで踏み抜き、センターラインが無い道(=狭い)を真昼間(=対向車多し)にドリフトで抜ける奴がいた。教室でふと足元をみると上履きに履き変えている。恥ずかしい話だがワタシの居た学校ではそれが出来ない奴が多かった。そんな中、イメージ的に真面目でないそいつはキチンとしている。
何故か?と私は聞く。
守るべき事を守っておかないと、それ以外(車を走らせている時)で帰ってきそうだから。危ないコトやってるしね・・・
と、そんな感じの事を言う友人。普段ソンナ事を口にしない友人から出てきたその言葉は真面目で、そして重い。
ロドスタとも間もなく16万キロ。
どんなに気を付けていても、危険は向こうからやって来る・・・・・






